Oboro Zakki-Cho
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昨日の毎日新聞の書評欄に岡田尊司氏という方の「脳内汚染」という本の書評が載っていました。
内容は、コンピュータゲームとインターネットが子供たちの脳内にドーパミンを大量に放出させ、前頭前野の機能を低下させ理性的判断を失わせて行くというモノで、今日本で問題になっているキレる子供、引きこもり、家庭内暴力、ロリコン、オタク、ニートなどの現象の犯人であるというものらしい。
(らしいというのは、私が本書を未読だから)
著者は医療少年院勤務の精神科医という肩書きで、諸々科学的なデータに基づいて書かれてるという事らしいのだが、私がここで問題にするのは本の内容ではなく、その書評の書かれ方です。
「書評のルール違反は覚悟の上で、本書が大ベストセラーになって一人でも多くの人に読まれることを強く願いたい。なぜなら~(中略)あらゆるネガティヴな現象を作り出した犯人が誰であるかをかなりの精度で突き止めたと信じるからだ」
え~、仮にも大新聞の一面でそんなこと言っていいのでしょうか?
いかに優れた本であっても、たかが一冊の書物で全国に広がる様々なケースの答えが導かれているなんてことないでしょう。
たとえば様々な科学的データが披露されていたとしたら、それがどのように引用されているのかという精査も行っての発言なんでしょうか。
医療少年院といえば、16歳で母親を殺した男が世間に戻って来た途端に無関係の姉妹を殺害しましたね。自分トコの更生プログラムってのはどうなってるのでしょう。

私は以前ある新興宗教の信者さんと長きにわたって話し合いを続けたことがありました。
彼らは布教のためにもの凄くあらゆる事を勉強します。いちいち言う事もごもっともです。自分の言葉がいかに正しいか裏付けようと、いろんな科学者の言葉やデータも持ち出してきます。でも私にはいかに正しく聞こえるようなその言も、ある一点ですべてが虚しく響きます。
「真理はひとつだから」
はい。みなさん、そうおっしゃいます。不思議ですね、宗教の数だけ“真理”があるというのは。

本日の夕刊の“近時片々”でもこの本を未読の筆者が、書評を取り上げ「背筋が寒くなる」などと書いてありました。
新聞がそんな風な書き方するだけで、もう信じて疑わなくなる人ってた~っくさんいると思うのですよ。それで事足れりって人々が。
大切なことは、自分の思考をそこで停止させてしまわないこと。
様々な問題の答えらしいことが書いてあったとしても、そこで「ああ、そうか。もっともだ」でわかった気になってしまっては、それで終わり。大事なのはそれを活かして掘り下げるのもよし、精査するのもよし、違う見方から検証するのももちろんありでしょう。

いかに優れた本であっても本は本。大事なのは実際に子供や地域のために行動する自分です。
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