Oboro Zakki-Cho
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完全に自己満足の記事の“ポール・マッカートニーその2”でございます(^▽^;
(前回の記事はコレ


●ポール復活
タッグ・オブ・ウォー パイプス・オブ・ピース

1980年にジョンを失いバンドも解散してしまった失意のポールに手を差し伸べたのは、プロデューサーのジョージ・マーティンとミュージシャン仲間たちでした。ポールは再び音楽への情熱を燃やし、ニュー・アルバムのレコーディングに取りかかります。

スタンリー・クラーク、フィル・コリンズ、スティーヴ・ガッドなどの大物ミュージシャンとのセッションは、一時期そのままウイングス再編かとも言われましたが、結果的には1982年にソロ・アルバム『タッグ・オブ・ウォー』として発表されます。

アルバムは全英・全米共1位に輝き、スティーヴィー・ワンダーとのデュエット『エボニー&アイボリー(YouTube)』は全米7週連続1位。ポールは完全復活を果たします。アルバムにはジョンへの追悼曲として美しい『ヒア・トゥディ』も収められていました。

続くアルバム『パイプス・オブ・ピース 』では、マイケル・ジャクソンとの共作『セイ・セイ・セイ』が全米6週連続1位とこれまた世界的ヒットとなります。


ところが、好調なセールスとは反対に曲自体の評価は今ひとつ。
84年には映画『ヤア!ブロード・ストリート』を製作するも、サントラ盤 の好調な売り上げとは対照的に、映画は酷評されて大失敗(ファンが観る分にはいいんだけど(^^;)。
続くアルバムも低調で再び評論家から批判されることとなり、大きなヒット曲も生まれなくなってしまいます。



●フラワーズ・イン・ザ・ダート~ワールド・ツアー

フラワーズ・イン・ザ・ダート ポール・マッカートニー・ライブ ・ハイライツ!!

またまた下り坂に差し掛かったかというポールですが、再び彼のロックンロール魂に火をつける出来事が二つ。
酷評された前作制作終了間際に出演した、プリンス・トラスト・コンサートで大物たちをバックに従え、『I saw her standing there ~ Long tall Sally ~ Get back(YouTube)』を熱唱したこと。(コレ、すごい! やっぱポールのロックンロールはいいね!)
そしてエルヴィス・コステロとの共作活動。コステロは御大ポールが持ってきた曲に対して「全部クズ。書き直せ!」と辛口の批評を炸裂させたといいます。

そして89年、コステロとの共作で出来たポール節満開の『マイ・ブレイブ・フェイス(YouTube)』を含むポップ・アルバム『フラワーズ・イン・ザ・ダート』を発表。250万枚を売り上げる久々のヒットとなります。(コステロのアルバム『スパイク』には、ポール作の『ベロニカ』が収録)

アルバム発表後、ポールはこのアルバムの制作に参加したロビー・マッキントッシュ(ex. AWB)らと組んだバンドで10年振りの大規模なワールドツアーを開始。
それまでの封印を解き、ビートルズの曲が演奏の半分を占め、コステロの勧めによりビートルズ時代のトレード・マークでもあったカールヘフナーのヴァイオリン・ベースをポールが再び手にしたことも大きな話題となりました。

1990年2月にはワールド・ツアーの一環として、遂に来日公演も実現することになります。(24年振りの来日公演の実現には10万を越えるファンの署名嘆願があった)
もちろん私も行きましたけど、生でポールの歌を聴けただけで涙が出そうでした。バンドの演奏もすごく上手い。ビートルズの『アビー・ロード』のB面メドレーをレコードのまんまのアレンジで完璧に演奏するのには感激しました。(『ヘイ・ジュード』を客席との大合唱で歌うのは、個人的には違和感があったりしたのですがね)

4月に行われたブラジル、リオのマラカナン・スタジアムでは18万人以上の観客を集めるという有料動員の世界記録を打ち立てるなどツアーは大成功。この様子はライヴ盤『ポール・マッカートニー・ライヴ!!』、映画・DVD『ゲット・バック』にもなりました。


●90年代~そして現在

ラン・デヴィル・ラン Wingspan: Hits and History Wingspan: An Intimate Portrait

久々のワールド・ツアーが大成功に終わったポールは90年代半ばまで順調な活動を続けます。
93年にはニュー・アルバムを携えて再来日公演。(もちろん行った♪)
MTVにアコースティック・バンドで出演した際の様子を収めたアルバムは、その後の“アンプラグド・ライヴ”の火付け役となったり、ビートルズのドキュメントや未発表音源を『ビートルズ・アンソロジー』シリーズとして世に出します。中でもポール、ジョージ、リンゴの三人が集まり、ジョン・レノンのデモ・テープを元に制作された「フリー・アズ・ア・バード」「リアル・ラヴ」は“ビートルズ”の新曲として話題になりました。また、クラシック作品を発表したり、音楽学校を設立したりと多彩な活動を見せます。

ところが95年にパートナーであるリンダに乳ガンが見つかり、闘病の末に98年に死去。
ポールは彼女のために2作のクラシック作品を捧げ、生前の彼女のプランであったロックンロールのカヴァー・アルバム『ラン・デヴィル・ラン』を99年に発表。彼女の遺志に報います。
2001年にはウイングス時代の映像記録とベスト・アルバムCD『ウイングスパン』を発表。DVD作品はリンダへの最後のラブレターとなっています。


そんなポールが02年に地雷撲滅運動家ヘザー・ミルズと再婚したのには驚きました。しかし仕事上でのお互いのすれ違いと、夫の仕事に口を出しトラブルを起こすミルズとは06年に離婚してしまいます。


バック・イン・ザ・U.S. ‐ライヴ2002 バック・イン・ザ・U.S.-ライヴ 2002 Chaos And Creation In The Back Yard (CCCD)

ポールは2002年には9年振りの全米ツアーを行い、そのライブ盤『バック・イン・ザ・U.S.-ライヴ 2002』はミリオンセラーを記録。秋には来日公演も果たします。

ツアー終了後の03年から05年にかけてレディオヘッドのプロデューサー、ナイジェル・ゴッドリッチと共に制作された『ケイオス・アンド・クリエーション・イン・ザ・バックヤード』は、2006年の第48回グラミー賞に3部門でノミネートされ、シングル『ファイン・ライン(YouTube)」も、ソング・オブ・ザ・イヤーの候補に挙がるなど、今年65歳を迎える今でも精力的に活動を続けているのです。(了)




■今日の“YouTube”

長々とお付き合いいただき?ありがとうございました♪(^▽^;

This One / Paul McCartney (YouTube)
90年『フラワーズ・イン・ザ・ダート』収録。

Get Back / Paul McCartney (YouTube)
91年の“ゲット・バック・ツアー”でのライヴ。

Sgt.pepper's lonely hearts club band / Paul McCartney (YouTube)
93年の“ニュー・ワールド・ツアー”でのライヴ。

Run Devil Run / Paul McCartney (YouTube)
99年『ラン・デビル・ラン』タイトル曲。デイヴ・ギルモア、イアン・ペイス参加。

Hello, Goodbye - Hey Jude / Paul McCartney (YouTube)
03年、イタリア・ローマでのライヴ。

Live and let die / Paul McCartney (YouTube)
04年、グラストンベリー・フェスティバルでのライヴ。

Fine Line ~ Helter Skelter / Paul McCartney (YouTube)
06年、第48回グラミー賞受賞式でのライヴ。64歳の『へルター・スケルター』!



I Saw Her Standing There / The Beatles (YouTube)
「1・2・3・4!」全てはこのカウントから始まりました。

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テーマ:お気に入りミュージシャン - ジャンル:音楽

ポールは偉大なミージシャンですね!
あたし的には、ポールよりツルテカおでこのフィル・コリンズの方が・・・(^^;
【2007/01/14 Sun】 URL // のぶじい # [ 編集 ]
兄「こうして通して見ると、
  ポールが、いかに偉大なメロディーメーカー、
  そしてロックンローラーなのかが分かりますね。」

ボ「才能の塊ですね。」
兄「ジョンとは、また違った方向の…。ね。
  今回はNOBさんの『ポール愛』を堪能致しました。
  ワシにとっての…、誰だろう。」

ボ「兄ちゃんは『広く浅く』でしょ。」
兄「人間的にも軽薄に出来てるからね。
  って、何言わせんだよっ!」

ボ「逃~げろ~。」
【2007/01/15 Mon】 URL // ボル(代筆 兄ちゃん) # [ 編集 ]
そうか、、、。
やっぱり、だてにサーの称号はもらっていないんですね。
すごい才能の持ち主なんですね。

イギリスに行くとポールみたいな顔の人がたくさん居て、いかにもイギリス人好みの顔なんだっ!!って納得したことがあります。
【2007/01/15 Mon】 URL // みえこっち。 # [ 編集 ]
ポール・マッカートニーさん、彼の音楽はスムーズに心に染み渡る感じがします。
まるで、砂地に水が吸い込まれていくような、感じに音楽が伝わってきます。
僕は、英語がわからないので歌詞の意味はわかりませんが、兎に角素晴らしいです。
もっと、英語を勉強して歌詞にこめられた、メッセージも理解できるようになりたいです。
【2007/01/15 Mon】 URL // らっこあら # [ 編集 ]
またまた・・
いろいろありまして、
ひっこしました。
すみません。
お手数おかけします。
【2007/01/16 Tue】 URL // urara # [ 編集 ]
私は ポールにあまり魅力を感じず
どちらかというと あまり好きではない人でした。
なんか・・・野心が丸見えというか・・
だから不思議と思想家的なジョンに魅力を感じてた。
元々口数の少ないクールでスマート(頭ね。)な人が
好きなんだな~。
でも これ読んでいて ポールのことが理解できて
見方が変わったよ。ほんと!
NOBさんありがとう。
【2007/01/16 Tue】 URL // shisuta # [ 編集 ]
コメントありがとうございます
> のぶじいさん
そうですね~。やっぱり半世紀も一線で活動を続けているというのは、並のこと
ではありません。
フィル・コリンズは、ウチの奥さんも好きですよ。最近、あんまり聞かないけど…。

> 兄ちゃん&ボル君
ホントにポールのロッコンロールはイイです!
や~、ポール愛?というか、ただ足取りを羅列したにすぎませんが…(^^;
兄ちゃんもきっと敬愛するミュージシャンが、たくさんいますよね~♪
さすがに顔も老けて、声も出てないなと思うこともありますが、いつまでも
シャウトし続けてほしいです。

> みえこっち。さん
“サー”なんですが、全然気取ったとこないんですよね。もっとどっしりしていても
いいくらいなのに…とか逆に思ってしまうほど、ひょうきんな人なんですが。
イギリス、行ったことないです。ポール顔がたくさん歩いているのですか(^^
関係ありませんが、イギリスの女性ってそれほど美人がいないような気が・・・

> らっこあらさん
前回もそうですが、気に入っていただけたようで私もうれしいです。
CDなどは輸入盤の方が安いのですが、歌詞が知りたいときは対訳付きの国内盤を
買いますね。私も英語はてんでダメなもので。。。(^^;

> urara さん
お知らせありがとうです。
リンクの方も、直しておきますね。
これからもよろしくお願いします。

> shisuta さん
ジョンは好きだけどポールはキライって人、結構いますよね(^-^;
実際は野心や栄達など、様々な思惑が入り乱れていたのでしょうが、それはほかの
三人も同じだと思うのですよ。ポールが三人を告訴してビートルズの解散が決まった
ために、どうしても悪役を一人で担ってしまったところがありますからね。

これだけのことを成してきたらもっと泰然としていてもいいのに、チャカチャカと
動きまわったり、曲の合間にはジョークをとばしていたり、全然落ち着かない。
それがかえって音楽ができることがうれしくてたまらない少年みたいに映るのは
ファンの欲目でしょうかね(笑)
本当は何事もあんまり深くも考えていないのかもしれません(爆)
たぶんきっと人生を2、3回遊んで暮らせるくらいのお金は持っていると思いますが
それでもいまだに活動を続けているのは、根っからのミュージシャンなんでしょう。
“アーティスト”とか飾った言葉ではなく、生涯一ミュージシャン(^▽^
そんな感じが好きなのかなぁと思います。

【2007/01/17 Wed】 URL // NOB # [ 編集 ]
色々懐かしいです
あれ エルビスコステロと組んでたんですか。
エリックスチュワートと組んだのは覚えているんだけれど。
そういえば最近名前を聞きません。10ccも懐かしいなー。
【2007/01/18 Thu】 URL // けん # [ 編集 ]
コメントありがとうございます
> けんさん
エリック・スチュワートと組んでいたのは80年代中盤で、ちょうど『プレス・トゥ・プレイ』
というアルバムの頃で、評論家から酷評されていた時です(笑)その後が、エルヴィス・
コステロとの共作の時期になります。
エリック・スチュワートが悪いというわけじゃなくて、彼らは基本的にビートルズに心酔
している人達だから、結構ポールの曲はこうあるべきなんていうイメージに縛られる部分
があったのではないのかなとも思います。殻を破るには、パンキッシュなコステロの
ような人が向いていた時期だったのでしょうね。

ところで、LT…。チャージャーズ、負けてしまいましたね~。。。
マニングvsブレィディも超好カードには違いないですが、残念な試合でした。(_ _;
【2007/01/18 Thu】 URL // NOB # [ 編集 ]

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