Oboro Zakki-Cho
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
以前、大手出版社の週刊漫画誌の編集氏から聞いた話では、新人賞などの応募原稿の審査の際に真っ先に撥ねられるジャンルが3つあるということでした。

まず、SF。それからボクシングに探偵モノ。ということです。
いずれにも共通する事は、“なんとなく”わかったような気になっていて自分に都合良く話を作りやすい、ということでした。
ビジュアル的にもスター・デストロイヤーをいくら見開きで描いても、映画には負けますよね。やっぱり。
ウラを返せば、そういったジャンルで評価を得ている作品というのは、名作に成りうるということかも。
そういったテーマで漫画家を目指しているみなさん、がんばってくださいませ。

さて、ここのところ厳しさを増しているお上からのメディア規制に、また新たな悪法が加わろうとしています。

自民党が議員立法での国会成立を目指している「探偵業法案」がそれです。
依頼を受けて特定の個人を調査する探偵、興信所には現在法的な規制がありません。
そういった、聞き込み、尾行、張り込みといった手段での調査報告を生業とする者への都道府県公安委員会への届け出を義務づけさせ、違反業者には指導や処分、罰金や懲役を課すことができるようにするというもの。「業界の透明性を高め消費者を保護する」という目的だそうです。

実際の探偵業というのはドラマのようなハードボイルドではなく(あることはあるかもしれないが)、もっぱら信用・素行調査が主です。
確かに中にはそうして知り得た情報を暴力団などと結んで、不正に流用するという事件もあります。
しかし、こういった活動はジャーナリストや報道機関の手法と密接に関わって来ます。

日本民間放送連盟は今回も「個人保護法」と同じく、報道目的の適用除外を申し入れましたが、またまた今回も出版社の適用は見送られました。
さらに「個人保護法」では適用除外だった「著述目的」も探偵業法では規制対象に含まれます。
放送局や出版社から依頼を受けて、取材する外部の制作会社、ライター、作家などまでもが、この法律によって活動が規制される恐れがあるわけです。

ここで諸外国はどうかというと、アメリカの探偵業界は、許認可制度になっていて、社会保証番号、公共料金、クレジットカードなどの管理情報からの個人データの情報検索取得や前科者リストからの情報検索などの警察に関わるような情報の入手も可能です。ドイツやフランスなどもライセンスを採用しています。
イギリスでは警備業法に探偵業も含まれていて、取材や報道、信用調査などから文学芸術の範囲に至る活動まで、個人情報保護の適用除外となっています。


も一つ、こちらは法律ではありませんけれども、公取委による新聞の特殊指定撤廃の動きについて。宅配は日本社会の文化とか、過疎地の新聞値上げとか様々な点が指摘されていますが、一番の懸念は“情報の寡占化”です。
自由化によって“強引な勧誘による営業で部数だけ多く、中身は政権支持の記事と広告しかない新聞”(どことは言わない)だけになれば、喜ぶ人は一部にたくさんいることでしょう。

報道機関や新聞、出版社側にも取材方法とか改めなくてはいけないところは多々あるでしょう。
しかし多様な価値観を共有し、公権力を監視し、国民の知る権利を守るということは何よりも大事なことだと思います。
どうも流れはなんだかいやな方へ向かっています。



事件屋稼業REVISED EDITION 1 (1)
事件屋稼業REVISED EDITION 1 (1)




参考までに、アメリカではバウンティ・ハンター(賞金稼ぎ)と呼ばれる職業があります。
犯罪者が刑事逮捕された後、裁判所が事件毎に保釈金を設定し被告は民間の保釈金保証業者を利用して勾留を免れます。被告の裁判が終了すれば業者は全額を裁判所から返金され、被告は業者に利息を払います。
しかし有罪確実な被告が逃亡した場合、保証業者は被告を裁判所に連れ戻す、私立の賞金稼ぎを雇います。それがバウンティ・ハンターです。事件によって保釈金の1~7割ほどがバウンティ・ハンターに支払われます。多くの州で公的な認定は不要で、ハンターの活動を直接規定する法律もないようです。
バウンティ・ハンターの活動の根拠になっているものに、130年以上も前の1872年に米連邦最高裁が判決を下した『保釈された者は保釈保証人の元で保護される。保証人は保釈人を新たな手続きなしに逮捕して刑務所などに引き渡すことが出来る』という、判例があります。いまだに西部劇の世界なんですね。( ̄▽ ̄




スポンサーサイト

テーマ:時事ネタ - ジャンル:ニュース

こういった動きが自由なネットにかけられないといいですね。
僕がいる国では、政府が全ての通信を、なにやらしてるようですけどねー
【2006/04/18 Tue】 URL // やま # [ 編集 ]
何だかどんどん日本も変な方向へと向かっていっているような気が致しますね。
いっそ、将来はどこか海外移住しようかとも思っております。
そのためには、その国の言葉や文化を覚えなくてはなりませんが…。
【2006/04/18 Tue】 URL // 花矢 # [ 編集 ]
>やまさん
Yahoo!やGoogoleは中国当局の国内情報統制に協力しているとして、人権と商売の
どちらを優先するのかと批判を浴びています。お国が違えば事情も違うと。
日本でも、超党派の国会議員によるネット規制に繋がるような懇親会が動いている
ようです。妙案が出てくるとはとても思えませんけどね。。。

>花矢さん
学校指導要領も“愛国心!”ですからね。なんか変な…

で、リタイアしてから海外移住ですか。それともバリバリ働きながら?
上にコメントいただいている、やまさんのブログに体験談が書いてありますよ。
とっても興味深いです(^^
【2006/04/19 Wed】 URL // NOB # [ 編集 ]

管理者にだけ表示を許可する
http://noboboro.blog35.fc2.com/tb.php/122-452ab4df
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
// HOME // 
Powered By FC2ブログ. copyright © 2005 朧雑記帳 all rights reserved.
プロフィール

NOB

Author:NOB
いらっしゃいませ♪
ご訪問、感謝します。(^_^
過去記事へのコメントも歓迎。

(リンク・フリーです)
→リンクについて



当ブログのバナーです。
良ければお持ち帰りください。

ご感想・ご要望・その他、
ございましたら下記アドレス

までお願いします。

ランキング&Web募金
最近の記事+コメント

全記事(数)表示

全タイトルを表示

iTunes Store

最近のトラックバック
お薦めサイト

自動更新バナー

月別アーカイブ

カテゴリー
ブログ内検索

DrecomRSSリーダー

LINK(いつもありがとう)

Google AdSense

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。