所用で市役所へ。
応対してくれた職員さんは、とても丁寧で親切でした。
でもフロアの奥を見ると、なんでこんなにいるの?と思うくらい大勢の職員の方々が。
そういえば先日の新聞に小学生の「将来なりたい職業」というのが載っていて、
相変わらず男の子は野球選手がトップ。女の子はケーキ屋さんとか、今年はフィギュアスケートの選手というのが多かったみたい。
でも「親が子供に望む職業」は10年連続で“公務員”がトップ。
経費削減とか公務員削減とか行革は必要と思っていても、我が子の身の安定だけは願っているのですね。(笑)
プロスポーツ選手を夢見ている子供たちも、そのほとんどはいつか自分はイチローや中田英寿にはなれないと気がつく。
夢のひとつひとつに折り合いをつけて、リアルな現実と対峙して行く日が誰にでもやってくる。
春の甲子園を沸かせた「清峰」や「八重山商工」を倒した「横浜」の子供たちだって、永遠に勝ち続けることなどできない。
スポーツに限らず、全ての事は「勝ち負け」が重要なのではなくて、その先にあるものこそが大切なんだ。
夢はいつまでも見続けている限り夢でありえる。
でも、イチローや松井や中田だって、何かを得るためには何かを捨ててきたわけで。
願わくは若い子供たちは、これからの自分の選択に後悔することなく歩んでいってほしい。
また、私もそうでありたいし、自分の子供たちが迷ってしまった時には一緒に歩いて行けるようになりたいと思う。
皆がそうした人生を歩んでほしいと願う事こそが夢であるかもしれない。だからこそ明日はまた楽しい。
『SOMEDAY』
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